
東京ゲームショウの現地イベントに初めて参加したので、簡単に当日の様子をまとめておきます。
(いつもイベント終わって1~2週間後にレポート出してましたが、今回は当日か翌日には投稿したかったのでちょっと事前準備しました)
今回はWorldMapブースで「拝信☆魔王」のPV+WorldMap作品一覧パンフ展示でした(初お披露目)。
※会期後にPV動画貼ります ⇒ 公開許可出なかったので、公開許可出たら貼ります
ブースはWorldMapの方で回していたので、私はほぼ来場者として参加しました。
展示会でゆっくり回れるのはかなり久しぶりです(TIGS2023以来かな)
いろいろ楽しかったですが、もう少し感じたことを細かくまとめたいと思います。
東京ゲームショウについて
東京ゲームショウは毎年30万人近くが訪れる、日本最大のゲームの祭典です。
ビジネスデーの2日間だけでも10万人近くが訪れるようです。
幕張メッセで他のイベントを観たことがある方がいたら想像がつくかと思いますが、通常、1-3ホール区切りで一つの展示イベントを開催する幕張メッセで、全11ホールを貸し切ってのイベントです。
思っていたのと規模が違いました。


写真は、11ホールから入って、2Fから1Fに降りる階段での景色ですが、この空間だけでもかなりの広さです。

1-8ホールは、スペースの使い方が通常のイベントとは「けた違い」です。
>
規模の面で、特にCAPCOMのブースが凄かったのですが、写真を撮り忘れたのを激しく後悔しています。
他にも中国、韓国、台湾発の、CMでよくみかけるあの超有名タイトルのブースなどもあり、非常にお金がかかっています。
会場までのルート
幕張メッセへは、いろんなルートで行けるようです。私は幕張豊砂駅から徒歩で行くルートにしましたが、駅から幕張メッセまで徒歩20分とまぁまぁ距離がありました。

車で来る方について、この地区の駐車場は非常に安いです(イオン近くの駐車場で一日1000円などリーズナブル)
なお、高速で来られる方は、早めに出ている方が良いかと思います(都心環状線の一部は8:00台からかなり混みます)
会場に入る
会場に入るには、入場用のカードが必要です。

今回、事前に受け取っていた入場用のカードには「出展社特別招待者」と書かれていました。これが出展社なのか参加者なのか分からなかったのですが、当日現地に行って分かったのは、これは「参加者」扱いということでした。
なので、一般参加者の開場時間にならないと入れません。
また、事前に気が付かなかったのですが、5ホール入口から入場くださいと書いてありました。間違えて9番ホール入口から入れてもらってしまいました。
この、「出展社特別招待者」が特殊なのか、「出展社」でも同じなのか分かりませんが、開場前に入場するには、中に入っている「出展社」に迎えに来てもらう必要があります。また、事前情報では、「出展者」であっても本名で登録が無い人は同じ扱いを受けるとのことでした。
不安しかありません。
ただ、こればっかりは、もう現地で恥をかくしかない、ということで、開場より少し早く、9時頃に9-11番ホール入口に行きました。幕張メッセ会場内は入り口が多いので、各ホールの入り口ごとに確認スタッフがいます。
すでに中に人がいるということで、最終的には入れてもらえましたが、最初は時間まで入れられないので待っててください、と止められました。
【教訓】グループで参加する場合は、誰が最初に入るかを決めておきましょう。
会場の様子
前述のとおり、幕張メッセ全ホールを貸し切ってのイベントということで、かなり広いです。
参考までに、私たちの展示があった11-E57付近のマップをまとめてみました。

まず、会場マップのパンフレットは冊子感が強く、かっこよすぎて会場マップだと分かりませんでした。
また、この地図を見ると、9-11ホールへは2Fからしか入れないように見えますが、1Fにも入口があります(多分通用口じゃない)。
ホール1-8
ほとんどの方は、先に国内外の主要なゲームメーカーの動向を見て回りたいはずなので、ホール1-8に向かいます。
ホール1-8は、ものすごく余裕のあるスペース設計になっていて、各メーカーのブースがとにかく巨大です。
それにもかかわらず、行列ができるので、それでも狭く感じるくらいだと思います。ビジネスデーは、そこまで苦にはならなかった印象でした。人気のブースに入らなければ。
各ブース盛況で、チラシ、うちわ、ステッカーなど、各ブースがあらゆるものをノベルティにして配っています。
あの、この有名タイトルが、空いてさえいれば試遊もできます。フォトスポットもあります。
大きいブースを構えているところでも、観たことがないゲームなども数多くあり、まだまだ世界に知られていないゲームがたくさんあるんだなと感じました。
壮観なブースを見ていると、私たちのゲームは全く知られていないレベルだと良く分かります。
ホール9-11
インディーや小規模ブースはホール9-11に集中しています。

Selected Indies 80 はホール内でなく2Fエスプラナーダと呼ばれる通路に設置されています。ホール9-11に入る時に、必ず見てもらえるように配慮してくれているんだろうな、と思いました。

(私もこの列に混ざりたかった…来年こそは…!)
また、Selected Indies 80 以外にも、1F にはたくさんのインディーズゲームのコーナーがあります。
ホール9-11、および2Fエスプラナーダでの通路の広さは、その他のゲームイベントと近いくらいではないかと思います。
展示ブースは、パソコンが2台ギリギリおける幅です。それがギッシリ所狭しと並んでいます。
展示について
私たちが作品を展示しているWorldMapのコーナーはホール11の端に近いところです。

パンフレット(300部)が置かれていました。

パンフレットの中身は、WorldMapの方で取りまとめるため、私たちはキャッチとパンフレット用の素材を提供して、現物は当日に現地で初めて確認しました。
カッコ良くまとめて頂いていて良かったです。
パンフレットには、私たちの開発する「拝信⭐︎魔王」の他に、6タイトルを掲載しています。今回試遊に出ていたのは2作品(H9、チョコレートパレード)になります。
私たちの作品は、PVと、先述のパンフレットのみです(試遊版は11/8の東京ゲームダンジョン向けに準備しています)。
私たちが並行して制作している「プロジェクト・ソラリス」は Selected Indies 80 からは落ちてしまったので今回展示が無いのですが、パブリッシャー契約を結んだ中国IndieArk社のブースは02-N02(学校ブース付近)に出展していたので、今後はイベントで宣伝してもらえるように交渉しています。
気になったブース
気が付くと、普段お世話になっている会社や個人的につきあいのある開発者を中心に回っていたりしているんですが、それとは別に、純粋に一開発者として、いろいろ感じたところをまとめました。
ドラクエ7、楽しみだね!…開発者目線で見ると…?

インディー系の開発者に限らず、任天堂やスクエニ、カプコンなどの、超巨大タイトルが発売するタイミングは、各社萎縮するタイミングでもあります。
ドラクエ7が2026年2月に出るってことは、他のインディーゲームはこの時期にリリースをしない方がいいことを意味します。大きい話題にのまれてリリースに気づかれないからです。
2月~4月はSwitch2の巨大タイトルが続々発売されるので、開発者は一プレイヤーとしては楽しみなものの、開発者として戦々恐々と見守ることになります。
技術的にも面白いと思ったのが、ゲームのキャラクターのモデルを先に造ってから、画面に取り込む技術です。クレイアニメのような自然な肌感が出せて、唯一無二の体験ができます。映画っぽい手法ですね。

ただキャラのモデルを飾ってあるわけでなく、実際にゲームに取り込んだモデルを飾ってあるということで、貴重な一枚でした。

こちらは、NHKの神エボリューションのコーナーで、昨年もファイナリストに選出されていたシロさんのブース。
筐体が自作されている事もかなり凄いんですが、個人的に面白いなと思った着眼点が、「拍手をどう認識するか」でした。
BitSummitでの展示時は、拍手を音声波形で認識させていたとのことだったのですが、音を出さない拍手をされることもあるとのことで、今回はモーションキャプチャーで拍手を認識させるように改良したと聞きました。
ホントに、ホントに、思っても使われ方をすることがあるので、実際に展示して触ってもらわないと分からないこと、いっぱいありますよね。
ゲームも面白かったんですが、その点もめちゃくちゃ参考になりました。
(隣のエアコン筐体を使ったゲームも気になってましたが、ヒアリングしそびれました…。)

パラサイトデイズやフラットマシン、アポカリプスレストランなどでおなじみのじぃーまさんのブース。通勤時間のお供のイメージで、開発者のじぃーまさんは雲の上の存在なんで私は隠れファンなんですが、じぃーまさんが講談社の支援を受けることになったと聞いて、時代の流れを感じて、感慨深い想いになってました。

これは Steam Key をコンビニプリントで出せるゲムマイドというサービスで、手数料はけっこうかかるものの、ちょっとおしゃれなKeyを出せたりして、演出としてアリかもと思いました。
IndieArk/松竹の抱えるビックタイトル「Miside」でもこのサービスを使っていたというのは非常に気になりました。

バランスボールを上下させて、制限時間内にステージを走破する健康系ゲーム。
これ、バランスボールにセンサーが付いているって思うじゃないですか、コントローラのセンサーを使っているそうです。でも、家にあるバランスボールが、コントローラを活用することでゲームの一部になるって、これ凄いことだなって思ったんですよね。
そのうち電器店のバランスボールのコーナーに併設してほしいって本気で思いました。
カッコいいゲーム、面白そうなゲーム、前々から応援しているゲーム、もう山ほど紹介したいんですが、ちょっと私ならではの視点で紹介できるものに絞って紹介させていただきました。
以上、組み込み開発兼ゲーム開発者ならでの感想でした。
さいごに
なんか、こんなに楽しいなら、もっと前から勇気を出して参加しておけばよかったと思いました。
出展する側になってから、イベントに参加する時の見方がまた変わったと感じました。
チケットは事前に買う方が絶対に良いです(その方が小さな勇気で参加できます)。
(以上)