月に一度は更新するようにしていたこのブログですが、ChatGPT-4の出現によって、今後はスニペットレベルのコード公開は価値が下がっていくと感じました。
スニペットレベルなら、ChatGPT-4の方が、はるかに上手にコードを生成し説明できるようでした。
課題
正直、ChatGPT-4の出現で焦っています。
ゲームの開発効率は上がるものの、ChatGPT-4のコードは正確で説明もうまく、簡潔で分かりやすいため、私のブログは果たして価値があるのか、と思うようになったためです。
実際に、ChatGPT-4が公開された日以降、ブログへのアクセスは激減しました。
2日ほど使って分かったのは、ChatGPT-4は意図をかなり忠実に読み取り、作られたコードはコンパイルエラーが少なく、開発効率がめちゃくちゃ上がります。単機能の実装にはとても便利なので、機能の組み合わせや、やりたいことの言語化に時間を注力できます。
設計の基礎知識や質問力はこれからも必要なものの、ChatGPT-4の回答精度が良く、説明も分かりやすく、的を得ています。大概コードエラーも少なく、すんなりコンパイルが通ります。
はっきり言って技術記事を調べるより精度が良いと感じました。
それでも技術記事は必要
それでも当面はコード掲載を含めた技術記事は続けようと思います。
ただ今後は、おそらく完全に自作のコードだけでなく、ChatGPT-4に作らせたコードも掲載していきます。
頼めばすぐに作ってくれるようなChatGPT-4製のコードをわざわざブログに掲載しようと思った理由は、
●ChatGPT-4も生成にゆらぎがあること(毎回同じコードを生成してくれるわけではない)
●生成されたコードは人間がその価値を評価・検証して初めて意味を成します(特に外挿について)。その意味で、私が自分で動くことを検証できたコードは、引き続き同業者にとって信頼性や価値のあるものだと思いました。
また、説明に際して、ChatGPT-4も図や表は付けてくれるのですが、引き続き私にとって分かりやすい表現でまとめておくことは、引き続き価値があると感じています。
また、引き続き「ChatGPT-4に質問して作ってもらったコードは動いたよ」の報告結果は価値があります。
文字の連結では得られない価値
また、開発ふりかえり記事など
私が生身で体験したこと(仮説検証)も積極的に記事化します。これらもやがてAIに似たようなことをさせる記事が乱立するかもしれませんが、生身の体験を引き続き記事化しようと思います。
ということで、当面は記事を続けますが、掲載コードはChatGPT-4製が増えるかも、という案内でした(ChatGPT-4で生成した記事はそのように記載します)
余談
元々、このブログは、自分と子どものためにつけてきた記録ですが、今となっては多くの方に(賛否あるだろうけど)見ていただけるようになりました。
そのため、コードの正確さだけでなく、できるだけ概念や考え方の理解に二度手間なく、高速に理解できるように正確さを意識して書くようになりました。
書き方ということだけでなく、考えの整理の仕方の意味でも、このブログは私にとって役に立っています。
引き続きお付き合い頂けたらと思います。お読みいただいてありがとうございました。