財務諸表をさっくり学べるゲーム作りの一環で、今回は分記法と三分法について。
仕入と売上
三分法の決算(貸借対照表、損益計算書への読み替え)
https://inuboki.com/3q-kouza/chapter2-1/
三分法では期内の商品は仕入、売上で処理し、決算時に売れ残っている商品の原価を繰越商品に振り替えます。
例えば、100で3個仕入れた商品が200で1個売れた場合、決算では100が2個残ります。
(期末)
借方 | 貸方 |
---|---|
繰越商品200 | 仕入200 |
(次の期首)
借方 | 貸方 |
---|---|
仕入200 | 繰越商品200 |
仕入価格が変動する場合、この繰越商品の金額(貸借対照表)と仕入の合計金額(損益計算書)の値が変わってきます。
そのため、三分法でも原価計算は必要です。最初は、仕入原価、売上金額は変わらないものとして実装します。
仕入価格を保存していくようにすれば、分記法も動作検証に使えそうです。
補足
補足:売上原価対立法、総記法もあるんですね。
https://pro-boki.com/shohinbaibai