自分のツイッターアカウントで、自分が発信した覚えのないツイートが勝手に発信された時に確認・対処したこと。
とあるサイトでTwitter連携したところ、連携から40~50分後に、発信した覚えのない1通のツイートが、私のアカウント名で投稿されました。
「友だち追加から言われた通りやったら3万もらえた!」
bit.ly/xxxxxxxx
ぱっと見、関係ない第三者がLINEで行った操作を、Twitterの関連性を利用して転送しているようでした。
フォローしていただいている方が私のツイートだと勘違いしてクリックしたらまずいと思い、即刻削除しました。さらに、ツイートは削除してからタイムライン上から削除されるまでにタイムラグがあるので、いくつか追加の対応を行いました。
以下に、その時に対処した内容をまとめます。
ツイートを削除する
まずやることは、ツイートを削除することです。
全文(特に添付されたURLリンク)をエディタに保存する
ただし、以降に示す作業のため、ツイートされた内容はコピーしてテキストエディタに写し取っておきます。
フォローして下さっている方が間違ってリンクをクリックしたときに、危険なサイトに誘導されることが無いかを確認するため、URLの安全性を確認する必要があるためです。
全文をコピーする時に、リンクを間違ってクリックしてしまわないように慎重に作業します。
自分のタイムラインからツイートを削除しても、フォロワーのタイムラインからはツイートが見えている
自分のタイムラインからツイートを削除しても、フォロワーや訪問者のタイムラインからは、しばらくツイートが削除されずに残っていることに留意する必要があります。
ツイートを削除するとともに、乗っ取られたこと、クリックしないでください、という注意喚起をする必要があります。
たとえば、以下のようなツイートをする方法があります。
「私が発したものでないツイートが配信されました。
xxと書かれたツイートのリンクをクリックしないようにお願いします。」
また、上記の注意喚起を行うことで、フォロワーや訪問者から見て、私のタイムラインは果たして安全なのか分からなくなります。
そのため、スパムは全部削除し、今投稿されているものはすべて自分のツイートであると宣言する必要があると思います。これについては後述します。
添付されたURLが危険なサイトへのリンクかどうか確認する
ツイートを消し、注意喚起をしたら、あとはフォロワーや訪問者に適切な判断を委ねるよりほかないので、こちらでできることは、もしリンクをクリックされても、最悪安全でないサイトに誘導されないかどうか確認することです。
URLの安全性を確認する一連の手順は、以下を参考にしました。
短縮されていないURLを取得する
例えば、上記 bit.ly は、正式なURLを隠ぺいするための短縮URLのため、正式なURLを取得する必要があります。ブラウザのアドレスバーで、URLの後ろに+を付けて検索します。
bit.ly/xxxxxxxx
↓
bit.ly/xxxxxxxx+
以下は、bit.ly 以外でも使えるか分かりません。bit.ly は短縮アドレスのため、末尾に + を付けることで短縮されていないアドレスを取得できるようです。
サイトの安全性を確認する
また、正式なアドレスが安全なアドレスかどうかは、以下のGoogleサイトに上記で得られた短縮されていないアドレスを張り付けることで確認できます。
不審なツイートの原因と思われる連携アプリを解除する
不審なツイートは、Twitter連携をしたことで、連携先アプリからツイートされるようです。再発防止のため、不審なツイートの原因となった連携アプリを解除する必要があります。
直近で関連付けたアプリが怪しい可能性が高いので、関連を切ります。
アプリとの関連性の切り方は、以下を参考にしました。
事後報告
追加の注意喚起(防犯対策)
私の場合、問題の対処法もフォロワーの方と共有したら、他の方のタイムラインでの再発防止につながると思って、今回の行動で得られた知見を発信しフォロワーや訪問者の方と共有することにしました。
その時にツイートしたのが、上の2つのサイトです。これらの記事があって本当に助かりました。
スパムは削除されたこと(すべて安全なツイートだけになったこと)
問題のツイートを削除した後、タイムラインからもツイートが消えると、注意喚起の文だけが残った状態になります。当然、不穏な空気になります。フォロワーや訪問者の方からしたら、残りのツイートに反応していいか分からなくなると思います。
そのため、問題のツイートを削除し、一連の対処を行った後、タイムライン上のすべてのツイートは自分が発言したものであると宣言した方が良いかと思いました。
実際、ツイートしたことで、フォロワーの方も反応して下さり、少し安心感につながったように思いました。